自分にやさしく学ぶプログラミング

プログラミング学習記録、備忘録

XP祭り2022 楽しかったです!

本日開催のオンラインイベント「 XP祭り2022」に参加しました!
毎年開催されてるイベントで、私は初参加でしたがとても楽しかったので、印象に残った講演などを書いてみたいと思います。

XP祭り2022 とは?

日本 XP ユーザグループ(XPJUG)が主催しているイベントです。 2002 年より毎年秋に開催しています。 当初は、XPJUG コミュニティのスタッフが企画・運営を行ってきましたが、2010 年より運営自体をオープンにし、実行委員形式をとっています。 実行委員は、毎年公募しています。

(公式サイトより)

印象に残った講演

Takeshi Kakeda - XPの旅 〜 そして全体性へ(基調講演)

日本での XP の起りから現在にいたるまでの流れを、ご自身の体験や当時の考え、気持ちと共に語られました。私はエンジニア歴がまだ2年半程度と浅く、それ以前の業界がどんなだったかなど全然知らなかったので、「アジャイルって十数年前はそんな感じだったんだ・・・!」「あの人って昔はそういうことしてたのか・・・!」と、どのお話もとても興味深く聞かせていただきました。
後半はタイトルの通り「全体性」というキーワードについて説明してくださいました。物事を個別にではなく一つの全体として捉えることが重要という内容で、特に「開発者、プロダクト、顧客は一つの全体である」「個人の内側の自己分離を自覚して統合し、個人としての全体性を獲得する」というお話が印象的でした。
また、講演の中ではいろんな書籍が紹介されました。どれも面白そうだったのですが、私は特に「民俗学の旅」「ザ・メンタルモデル」「アジャイル式健康カイゼンガイド」を読んでみたいなと思いました。

Tomonori Yamagoshi - 初心者スクラムチームが陥っていた、間違ったスクラムの見積もり方法とそれに対するカイゼン

業務にスクラムを取り入れた当初、スプリントプランニングのやり方などで間違って認識していたポイントを説明されていました。「スクラムイベントには、本来PBIの見積もりとスプリントプランニングという2種類の見積もりがあるが、これを混同していた」というお話をされていたのですが、私が所属しているチームでも同じ勘違いをしているかも・・・と感じました。今度共有して改善検討したいと思います。
ただ、最後に「スクラムをしたいのではなく顧客に価値提供したい」ということを話されていて、この点はスクラムのルールに囚われて見失わないようにしたいと思いました。

Junichi Kobayashi / Fu-ga kkbn - オンライン時代のペアプログラミング

同じフィヨルドブートキャンプ卒業生のFu-gaさんが参加された発表です!(Fu-gaさん、RubyKaigiで発表されたばかり & Kaigi on Railsの発表も控えてるのにすごい・・・!)
業務で約1ヶ月間のオンラインペアプロをされたということで、その目的や振り返りの説明の他、ライブで実際にペアプロ風景を見せてくださいました(内容は、RubyによるFizzBuzzプログラムをTDDで実装するというもの)。ペアプロしてる様子がとても楽しそうで、私もやってみたくなりました!
質問の時間があったので、「実際業務でペアプロしてみて、一人でコーディングしたときと比べてスループットに違いはありましたか?」と質問させていただいたところ、「同じタスクを一人でやったりはしてないので単純に比較はできないものの、その場で質問や知識共有できたので効率が良かったり、typoなどのケアレスミスに気づけるというメリットがあった」とのことでした!

全体を通して

上記の講演以外にもたくさんの講演(なんと13トラック並列、加えてクロージング直前には怒涛のLTタイムも!!)があり、聴講したものはどれもとても面白かったです(この記事自体、イベント中の「aki matsuno - extreme blogging〜680日ブログを書き続けている理由と継続して得たもの〜」という講演に影響されて書いています)!
また、複数の出版社さんが多くの書籍を献本してくださっており、クロージングではそれらが無料で配布されるという大判振る舞いっぷりでした・・・!私も応募させていただきました🙌
イベント自体がエクストリームを体現していて、「自分もエンジニアとして何かしらエクストリームなことをしてみたい!」と思えるとても楽しいイベントでした。
スタッフの皆様、発表者の皆様、ありがとうございました!👏👏👏👏👏